後悔するのは不完全燃焼だから

「苦しかったら、ここで死ね。行場が行者の死に場所ぞ」
一瞬、死につつある私に対して仏さまがそうおっしゃったのかと思ったが、母だった。
人間は死ぬときであっても、声に出して呼べば、呼び戻せるものなのだ、と私はこの時、感じたのである。
この言葉は、いまでも私の脳裡にしっかりと刻まれている。

人が仕事に打ち込む場、切磋琢磨しながら活躍する場は行場である。
……

「もう峠を越した。このままいけそうです」
すると母は「何を言うのか、行はこれからだ」
しばらくすると母の言葉通りになってしまった。
私は「今日からはじめるのだ」「今日がスタートなのだ」と自分に言い聞かせた。
だが、もう駄目だ…と気持さえ萎えていた。

…お不動さまが行者をお守りくださるのだと、その時、気がついたのである。
ー「密教の呪術 その実践と応用」池口恵観

もうこれ以上は無理だ…という限界までがんばった記憶があるでしょうか。。
生命の炎は燃焼させてこそ、精一杯生きたという実感を得られる。

今日で命が尽きるとしたら、後悔するのは不完全燃焼ではないかという気持ち。
命燃やして生きているならば、行場で命尽きることに後悔はなく。
ご加護はギリギリまでがんばる姿にこそ現れる。

軽んじてないでしょうか?
命がけでがんばる場所なんて無いと。
それは与えられているものに感謝がないから…
仕事があって当たり前?仕事は苦役?
古来、日本人は仕事を神事としてきました。
生活すること全ては即ち神事です。
与えられたものに感謝し、自分の役割を追求していくところ、その過程にある姿が尊いのです。

ラクをして生きるのが目的になってはならない。
怠慢、怠惰は罪であると神道では諌めてます。

怠けていると何も残らないのです。これこそが重い罪であるということなのです。生まれてきているのに何の意味もない。

国津罪というのは、人対人の罪です。

天津罪とは、天に対して向けられた罪です。分かりやすくいうと天対人の罪です。
噛み砕いていうと、つまり、天との契約においての債務不履行のことです。
もっと簡単に言うと、怠け者の罪と言ってもいいです。


怠け者というのは、実は、国津罪の3倍重いとされています。


与えられているものの果てしない大きさに驚愕するならば、感謝は湧き上がり、与えられているものに少しでも恩を返していけるよう邁進するのが仁義ある姿と思います。

若いほど恩知らずであり未熟。
老練とは恩を知って実行していくことで、燻し銀のようなオーラを放っていくのでは。

そして、仁義の実行により、愛になれる。
愛は仁義の上。
与えられたものを返していく仁義。
愛はただただ与えていく行動。神に至る道。

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鮮やかさは寒暖差から

大祓詞の大切さは、実は省略された箇所にあります。(転載)
畦放 溝埋 樋放 頻蒔 串刺 生剥 逆剥 屎戸 ここだくの罪を 天津罪と法別て
生膚断死膚断 白人胡久美 己が母犯罪己が子犯罪 母と子と犯罪子と母と犯罪 畜犯罪 昆虫の災 高津神の災 高津鳥の災 畜仆し蟲物為罪


この省略された禍が顕現しています。
それだけ大祓詞の力があるということ。
神道は科学です。宇宙法則を体現。
日本人だけがその価値を知らない。
ご神事も平成に入り省略されてから、昭和に比べて災害が甚大になったことは、その重要さを改めて知らされます。

正式な大祓詞を奏上されてます。


与えられているものの価値を知ることは重要。知らないのは不敬の行動をとるから。カルマになります。


与えられている愛に気づかずに失ってから気づいていく愚かさの人生を自分が生きています。

せめて少しずつでも返していきたい。


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祖母の愛。思い出すばかり…心無い日々を過ごしたことや諸々。
失うことから本当の愛を知る…のは哀しいですね。



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Commented by imanisis28 at 2017-11-17 21:43
命を大切に?
脳梗塞で倒れ、周りは生き返らそうと必死で名を呼ぶ
結局、命を取り留め命を永らえた
しかし、意識はなく心臓は10年と動く
命とは何でしょうか?
この世に生まれれば必ずこの世を去る
意識がなければ務めは果たされず
何処まで行けば人は気付くのか?
これも運命
自然は決まり通り命を果たすのみ
Commented by serene44 at 2017-11-17 22:44
いつもありがとうございます。
とても考えさせられ…答えはそれぞれの胸にあるのが、命、なのかもしれませんね。
命に宿る光に互いに感応し合うことでしか、愛を体感していくことは出来ないのでしょうね。
経験でしか学べない。
まだまだです、ありがとうございます。
by serene44 | 2017-11-12 08:59 | 終活 | Comments(2)