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希望=不安

未来の不安。
過去を悔恨。
今現在に心の平安はあるでしょうか。

何か条件が良ければ安心?
その条件は不変でありましょうか?

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『吾これらのことを為すも、汝等正覚を得れば、より大いなる業を為さん』
これと同じ言葉がほぼ二千年前に(イエスによって)語られたが、
人々はその時よりこの方、大して進歩はしていない。
それというのも、主として彼らが盲者たちの模倣者であるからだ。

「君はどんな肖像をも、石造り、木造り、あるいは人間の形をとった、いわゆるキリスト像なるものをも崇拝してはならない。
なぜなら、それは君を実在なるものから他へ踏み迷わせるからだ。
人々が裡なるキリストに対する無知の中に居続ける限り、彼らは彼らを操り、まるめこみ、食い物にする偽預言者たちの道具となってしまう。
彼らはその蒙を啓かれて初めて、この束縛から自分自身を解放することができるのである」

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希望とは不安の一状態なのだ。人間は不完全な状態があると、希望に生きるものだ。
聖書の箴言十七章十節の中で預言者はこう言っている。
『一度の戒めに知恵ある者の徹するは、愚者への百叩きより深し』と。
賢人はあやまちを認めるが、愚人はあやまちを繰り返す。

「たいていの人々は、反対物の観点から考える。
彼らは動乱のない状態を求める。なぜか。
まさしく動乱しているがゆえにである。
もしも君もそうであるならば、心が動乱している理由を突き止めなければならない。
そうすれば、自分が希望を求めている理由が分かるであろう。」

「不安となる瞬間、人は失望の状態に入る。
すると人は希望の哲学を造りあげる。
しかし、希望に関する真理が分かると、不安と希望との両方からの解脱が生ずる。」

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「正見することによって、過去と未来とが融け去った時に平静が生じ、
この平静の中に『実在するもの』、創造の働きをする実に活発々の本地が現前するのである。

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「君が君自身の心の動きに警戒をおこたらず、それを自覚するならば、
その自覚によって、君は君自身を咎めることなく、恐怖することもなく、決めつけることなしに、
本当にあるがままの自分を知るであろう。
その時初めて、君は心がいかにして造りあげられるものであるかが分かるであろう。

その時初めて、造り出されるものではないところの『実在するもの』が現前する。
父なる神が御業をなしたまう。
父なる神は現在の中に、いたるところに常在したまい、あらゆる被造物の背後にいます唯一の知恵にまします。

「では、君の心をよくよく見るがよい。そうすれば、君がどんなに他の人々の考えおよび
搾取する宗教、政治、経済界の指導者たちによって影響され、洗脳されて来ているかが分かるであろう。
これらの徒輩は、すべて真理の器ではない。その反対なのだ。
唯一の創造者である実在を発見するためには、
さまざまな微妙なる影響と、それに対する自分の反応とに君は気づかなければならないのだ

ーキリストのヨーガ M・マクドナルド・ベイン著 仲里誠桔

コロコロ変幻するばかりの心、外側に翻弄されるがままの状態を見つめ、気づいていくこと。
不安や恐怖は実在なるものではなく、気づくことにより霧散され
本来の自分を生きるよう。

未来も過去も幻影、現在のみが実在。

努力あるのみです。


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by serene44 | 2018-12-10 00:16 | 終活

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